ウサギの飼い方
投稿:2020/04/16 更新:2020/04/18

ウサギのエサ

草を食べるウサギ

ウサギは草食動物ですので、主に牧草を食べますが総合栄養食としてペレットも 与えてあげることでウサギに必要な栄養素を補完できます。

牧草

ウサギの主食になる草です。ケージ内の牧草入れにセットしておくとウサギが勝手に 食べてくれます。好きなだけ食べられるように、たくさん入れるのが基本的です。

牧草は「チモシー」や「アルファルファ」、ブレンド牧草など種類がありますが、 チモシーを基本に他の牧草も混ぜて与えるのが理想的です。牧草は繊維質が豊富で、 ウサギの歯を正常に機能させるのにも重要な食べ物になります。

タンパク質やカルシウムも取れるので、牧草をメインに与えて下さい。ウサギの好みも ありますが、チモシーはたいがい食べてくれます。

ペレット

ウサギの総合栄養食。非常に食べやすく加工されており、中身は牧草と穀物、ハーブに 各種ビタミンを添加した物です。朝と夕方に、ウサギの体重の3%を目安に与えて下さい。 与えすぎると牧草をあまり食べなくなります。

ペレットはウサギの年齢に合わせた商品が展開されており、生後半年用、生後2年目用 などに分けられています。ウサギの年齢にベストな栄養素になっているので、ウサギの 年齢にあった商品を選んで下さい。

朝取り牧草

通常よりも短時間の乾燥でパッキングされており、通常よりも栄養素が豊富な牧草です。 ウサギが食べやすく、より新鮮なのでオススメです。お店でもよく扱われています。 新鮮なエサとしては最も入手しやすいので、なるべくこれを常備するようにしましょう。

生牧草

収穫してそのままの状態の牧草で、乾燥させていないので最も新鮮な食べ物です。 水分もあるのでウサギには最も食べやすいですが、入手は難しいのが難点です。 ウサギ専門店で販売されている商品ですが、数は少なく入荷日も限定的です。

生牧草はお住まいの地域によって入手難易度が異なります。近所にウサギ専門店がある方は いちどお店に問い合わせてみてください。ウサギには最も理想的な牧草です。

ペレット牧草

牧草は粉が出るのでアレルギーになる飼い主さんもいます。アレルギー対策として 粉が出ないペレット牧草もあります。これだと粉が出ませんので安心です。 中身はチモシーを固めたもので、ウサギによって好みがあるのでよく食べる子と そうでない子がいます。

秋冬は家の換気が悪くなりやすく、牧草の粉が苦手な方にはこのペレットタイプが 適しています。ウチは粉が気にならないので朝取り牧草がメインです。 ご家庭の環境に合わせて選んでください。

牧草は種類豊富です。

ウサギ用牧草はイネ科、マメ科の2種類があり、イネ科はチモシーやイタリアンライグラス、 オーチャードグラスなどがあります。マメ科はアルファルファやクローバー、レンゲが代表的です。 マメ科は食べやすいですが健康面を考えるとイネ科のチモシーがベストですね。

ただウサギは好みがあるので、チモシー好き、アルファルファ好きの個体がいるのも事実です。 チモシーをメインに、イネ科の牧草も混ぜて食べてもらう方法もあります。

牧草の刈込時期も重要

牧草は刈込時期によって固さや栄養バランスが異なります。子どものウサギにはまず 柔らかめが理想的で、老体のウサギにも向きます。牧草をあまり食べないのは やや固いのが原因の場合もありますので以下を参考にしてください。

一番刈り

その年の春から初夏にかけて栽培、刈込された牧草が「一番刈り」です。栄養バランスが よく繊維質も多いですがやや固めです。若い大人のウサギにはベストですね。

二番刈り

初夏から秋にかけて栽培、刈込された牧草で、一番刈りを終えてから生えてきた牧草なので 繊維質、栄養バランスはやや劣ります。やや柔らかく食べやすいのが特徴です。

三番刈り

秋から冬にかけて栽培、刈込された牧草です。日照時間の短い時期に栽培されているので 繊維質と栄養価は低いですがとても柔らかく、噛む力の弱い子供ウサギや老体、病後の 弱ったウサギでも食べられるのが特徴です。

柔らかいので全年齢のウサギが食べられます。牧草の色がややくすんでいるのが 三番刈りの特徴です。

牧草の固さを決める「プレス」

牧草は干し草なので、商品として包装する前にプレス(圧縮)することが多いです。 「シングルプレス」は軽く圧縮したもので、茎などは潰れずに残っており、 しっかりした食感で固い牧草が好きなウサギに向いています。

しっかり高圧縮・カットした「ダブルプレス」は茎も穂もしっかり潰れているので食べやすく、 柔らかい状態で高密度です。子ウサギや老体ウサギに向いています。


そうなると一番柔らかいのは三番刈りでダブルプレス、となりますが種類はかなり少ないです。 実際は二番刈りでダブルプレスなら十分柔らかいですし、これなら種類も豊富です。 牧草には固さにも種類があることを念頭に選んでくださいね。

牧草の産地とグレード

牧草は国内だけでなく、海外産もあります。産地はアメリカン、カナダ、北海道が多く、 長野や愛知の南知多産もあります。特に優劣はないですが、できれば国産で無農薬、 低農薬が望ましいですね。

グレードは順に「スーパープレミアム」「プレミアム」「ナンバーワン」「ナンバーツー」 などがありますが、「スーパープレミアム」か「プレミアム」がおすすめです。

花粉症の方は要注意

基本的に牧草には花粉が付いていますので、花粉症の方は注意しましょう。気になる方は ペレット牧草を使用すると花粉や粉が出ませんので安心です。

牧草は基本的には500gがベストです。

ウサギを多数飼う方は別ですが、基本的にはウサギを1匹のみ飼う方が多いと思います。 牧草は鮮度も大変重要で、古くなった牧草はウサギが食べてくれないです。なので容量の 少ない商品を買う方が、開封後の鮮度を保ちやすいのでお勧めです。

中には100gなどの、より容量の少ない商品もあります。牧草を混ぜて与えるのにも 向いているので、なるべく小容量の商品を買いましょう。使い切るのに時間のかかる 大容量の商品は、個人の方は避けてください。

牧草の鮮度を保つため、チャック付きの商品を選びましょう。また直射日光は避けて 冷暗所で保管してください。牧草は生ものと考えましょう。劣化すると香りが落ちて 食べにくくなっていきます。

牧草の種類

ウサギ用としてはイネ科、マメ科が主になりますが、それ以外の草も食べる方がより自然に 近く、栄養的にも理想的です。タンポポ、オオバコ、カウスリップ、ベルベットグラス、 ぺレニアルライグラスなどの草も食べますので、ミックス牧草として販売されています。

繊維質のチモシー、高タンパクのアルファルファ、おやつならオーツヘイが有名です。 可愛いウサギの為にも徐々に覚えていきましょう。


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ウサギの成長に合わせた牧草を

ウサギは生まれてすぐは母親の母乳で育ちます。生後50日あたりから離乳して牧草を 食べられるようになると思います。生後7ヶ月くらいまでは重要な成長期なので、 栄養価の高いイネ科系のペレットにアルファルファ牧草をメインに与えましょう。

アルファルファ牧草は栄養価が高いので、子ウサギには二番刈りダブルプレスから 与えましょう。高タンパクなので成長期に最適です。ただこれだけだと繊維質が 不足しやすいので、チモシーの二番刈りダブルプレスも混ぜて与えます。

ウサギの成長に合わせて、徐々に牧草の種類を二番刈りシングルプレス、 一番刈りダブルプレスと変えていきましょう。また様々な種類の草を食べてもらうのも 大事なので、ブレンド牧草や様々な牧草のお試しセットなどもお試しください。

牧草はウサギの栄養源なので、好みもありますがしっかり食べさせる必要があります。 毎日好きなだけ牧草を食べられるようにして、牧草を切らさず、毎日取り換えるように してくださいね。

ウサギ用サプリメント

牧草とペレットをバランスよく与えるのが理想ですが、ウサギは好みがうるさい動物なので 牧草をあまり食べない子もいたりします。柔らかい牧草なら食べるのですが、食物繊維が 不足する事もあるので、サプリメントも食事に加えてあげましょう。

各種サプリメントはウサギが食べやすいように香りや味を付けてありますが、どれを食べるかは 個体差が大きいです。基本的には食物繊維を多く含む商品を選んでください。

牧草に異物はつきものです。

牧草は自然食品なので、異物の混入や虫が湧くのは自然なことです。ウサギに与える前に 石などの異物が無いかチェックするクセを付けましょう。また稀に虫が湧くこともありますが、 これは無農薬、低農薬の証拠です。気にしない事が大事だと思います。